「いつも疲れてる」は親のせいだった！子供に気を遣わせる毒親

親のために生きてきた・・あるアダルトチルドレンの告白

子供は親に気を遣わなければならない・・そう思って生きてきました。 ...

忘れもしない私が小学校１年生の時のことでした。父の運転で、家族みんなで東京の都心をドライブしていました。父は後部座席に座っている私に「ここが国会議事堂で・・」とか「ここは霞が関と言って・・」などと、都心を案内してくれていました。私は、その説明の途中で眠ってしまいました。

目覚めてから、そして、家に帰ってからも、父は何度も私にこう言いました。「せっかくお父さんが、説明してやってるのに、お前は寝っちゃったんだぞ」。子供ながらに申し訳ないような気がしました。「お父さん、また説明して」と私は言いました。父は、「もうお前には説明しない。寝ちゃうから」。

自分が子供を持つ年になって思います。子供が寝ちゃったら、「寝っちゃったね」とかわいい寝顔を見ておしまいになることで、子供に罪悪感を抱かせるようなことを、わざわざ言うものだろうか？と。私なら言わないな、と思います。 [...]